台湾の「商業週刊」が日本最大手経済雑誌に転載される

台湾は文化の輸出国より、いつも輸入国と言われています。特に先進国には台湾の経済事情があまり報道されないほかに、台湾のメディアによる記事を引用することはまったくない。

しかし、３月２３日から、日本最大手の経済雑誌として毎月平均発行部数33万部である「日経Business」には商業週刊からの文章が掲載されることになりました。「日経Business」の読者の80％は中間管理職であり、平均資産は六千四百万円に達しており、その中の40%の読者は従業員千人以上の会社に勤めています。

「日経Business」の編集長の佐藤は、「エリート読者によりよいサービスを提供できるように、昨年からアジアのメディアと協力したかった。価値があり、精査された、専門的な知識も含まれた情報を提供しようと思います。」と述べました。商業週刊のほかに、この雑誌は中国の権威ある雑誌「財経」と協力しています。佐藤は「未来のメディアは海のような膨大な情報から真実を見つけ、価値のある情報を抜き出し、処理しまとめてから読者に提供します。」と述べました。

「日経Business」に商業週刊の中国経済の記事が転載されたのは、台湾を通じて中国を理解したいからと見られます。遠流出版会社の代表取締役の王栄文は「中国にとっての台湾は、まるでアメリカにとってのイギリスである。イギリスは小さいけど、アメリカのよる影響力が大きくなっている。

「商業週刊」の記事が「日経Business」に転載されるのは台湾のメディアもその有利な位置を占めている証明だと見られる」と指摘しました。

「日経Business」が定期的に商業週刊の記事を載せるのはパートナーとメディアのブランドを選ぶのを明らかにして台湾文化のアイデア輸出のマイルストーンだと象徴しています。